資金繰り表は、
資金の動きについて
過去の実績とこれからの予測を
時系列に並べた表です。
過去の実績だけでなく、
現在の売掛金・買掛金や
これからの販売予測等から
未来の収支も予想をします。
すごく単純にすると次のような感じです。
4月(実績) | 5月(予測) | 6月(予測) | 7月(予測) | |
---|---|---|---|---|
入金 | 100 | 100 | 100 | 100 |
出金 | 90 | 90 | 90 | 180 |
残高 | 50 | 60 | 70 | -10 |
※実績12ヶ月に予測6ヶ月の前18ヶ月を時系列で並べた資金繰り表を作成することが多いです。
この例では7月に資金が
足りなくなっていますね
(7月に何か大きな支払があるようです)。
銀行さんから借りる、
社長さんから借りる、
売掛金や買掛金のサイトの交渉をする等、
手段は色々だと思いますが、
7月までに準備する
必要がありそうです。
といったことを事前に把握出来ます。
実際の資金繰り表では、
どんな入出金なのかの分類、
売上の金額や仕入れの金額等、
もう少し詳細な情報が入ります。
資金が足りなくなるにしても、
事前に把握できるのであれば、
前もって準備することができますよね。
直前になって、
今月の支払いが出来なくなりそうだ!!
といったことは通常は少なくなります。
ただ、資金繰り表を作成しても
想定外のことが起これば
状況は変わってきてしましますが。

武渕 将弘

最新記事 by 武渕 将弘 (全て見る)
- 一般社団法人中小企業税務経営研究協会 シンポジウム2016に登壇しました! - 2017-01-26
- MFクラウド通信にインタビュー記事が掲載されました! - 2017-01-26
- 採用求人情報|さいたま市大宮区のライズサポート税理士事務所 - 2015-09-10