出来れば月の売上の3ヶ月分ほしいです。
資金繰りの不安がなくなり、
本来業務に注力できると思います。
これが難しかったとしても、
少なくとも1~2か月分はほしいところです。
資金繰り表を作成すると、
数ヶ月先の現預金の残高が予測できます。
これにより、いつ、いくら足りなくなるのかは
事前に把握できるようになります。
ただ、「足りなくなる」を
どの金額に設定するかが重要です。
現預金残高が0円になるところを
「足りなくなる」と考えると
大変なことが起こる可能性があります。
売掛金の回収の遅れ等、
想定外の出来事に
対応できなくなるのです。
例えば、2か月後に
資金が足りなくなる(0になる)と
予想したとします。
社長さんはそれまでに
資金を準備する予定です。
ところが、今月入金予定だった
得意先からの売掛金の入金が
突然なくなりました。
これにより、今月足りなくなることも
考えられるのです。
現預金残高が
月の売上の1か月分より少ないと
このようなことが起こる可能性が
出てきます。
ですので、資金繰り表の作成したら、
現預金の残高が月商の何か月分あるのかを
常に確認してください。
出来れば月の売り上げの3ヶ月分、
少なくとも1~2ヶ月分ほしいです。

武渕 将弘

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