理美容室の開業資金はいくら必要か

理美容室での下積み時代を経験し、
そろそろ「自分のお店を持ちたい!」

と思いつつも、
「お金のことは良く分からない。」とお悩みの方は
とても多いと思います。

今回は、理美容室の開業・独立時に
開業資金がどの程度必要なのかについてご説明します。

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①開業資金の相場は約1,000万円

理美容室を開業・独立するにあたって、
必要な開業資金は一般的には
約1,000万円前後となります。

理美容室に用意する
セット面やシャンプー台の数で
前後するところではあります。

開業する方の多くが創業融資で利用する
日本政策金融公庫のデータでは、
理美容室の開業資金の平均は
約940万円となっています。

この940万円の内訳は以下の通りです。
・内装工事関係約480万円
・美容器具関係200万円(セット面、シャンプー台、加温機、ボイラーなど)
・運転資金150万円
・物件取得関係110万円(敷金、礼金など)

開業資金内訳
※日本政策金融公庫 「新たに美容業を始める皆様へ 創業の手引き+」平成27年8月 より

 

②多めに確保したい運転資金

個人的見解ではありますが、
上記データは運転資金が
少ないと考えています。

理美容室を開業・独立後、
お客様から頂いたお金から
家賃や光熱費、人件費などを支払ったお金を
差し引いた金額がプラスになるには、
通常1年、早くて半年と見ています。

スタートからこの金額が
プラスになる方は、
経験上以下のいずれかの方です。

・独立前の指名のお客様が多い
・新規集客のノウハウがある

この2項目について、
相当の自信がある方以外は
運転資金は多ければ多いほど
安心して開業・独立することが出来ます。

そのため、出来るだけ
理美容室開業・独立時の
・内装工事
・美容器具など
を節約し、運転資金を確保した上での
開業・独立をお勧めしております。

ここを考えずに理美容室を開業・独立するため、
お客様が順調に増えているにもかかわらず、
お金が足りない状況となり、
途中で夢を諦めなければならないことに
なる方がとても多いと感じています。

軌道に乗せるまで
※日本政策金融公庫 「新たに美容業を始める皆様へ 創業の手引き+」平成27年8月 より

③資金計画は慎重に

いくら自己資金を用意できて、
いくら創業融資を借りることが出来るか。

用意した開業資金を、
内装工事や美容器具にいくら使い、
運転資金をいくら残して開業・独立するか。

スタート時点で考え、
実行する部分です。

この内訳は後から変更することはできません。
開業・独立後に、多くの方が後悔していることに
「自己資金が不足していた」というデータがあります。

これは、言い方を変えると
運転資金が不足していたと言うことです。

お金が足りなくなってからでは正直遅いです。

スタートからしっかりと配分を考え
開業資金を使っていく。

理美容室の開業・独立では、
開業資金の配分がとても重要です。

開業時に注意しておけばよかったこと
※日本政策金融公庫 「新たに美容業を始める皆様へ 創業の手引き+」平成27年8月 より

 

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武渕 将弘
埼玉県さいたま市大宮区のJR大宮駅より徒歩5分のライズサポート税理士事務所代表税理士の武渕将弘です。ライズサポート税理士事務所は理美容室・飲食店の創業支援に特化した地域密着型サービスを行っております。これから開業しようと考えている方はお気軽にご相談ください。